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Claude3で特許明細書の作成

更新日:3月29日

1.はじめに

  • GPT3.5に明細書を作成してもらおうとしたことがありました。

  • 最近Claude3というモデルが日本語のライティングにすごくいい、という話を聞いたので、試しに作ってみました。

  • 確かに前回よりもいい感じに出してくれました!


2.試したもの

お題は前回と同じで、アイデアの短い文章から明細書を作ってもらう形です。

スマートグリッド、軽量暗号技術を使って センサーネットワークによる電力使用量の効率的取得し、 広域複合センサネットワーク基盤にする。

依頼はこんな感じです。

import anthropic
client = anthropic.Anthropic(
    # defaults to os.environ.get("ANTHROPIC_API_KEY")
    api_key="my_api_key",
)
message = client.messages.create(
    model="claude-3-opus-20240229",
    max_tokens=2088,
    temperature=0,
    system="あなたは特許明細書を作成するプロです。入力されるアイデアを日本の特許出願の明細書の様式に従って、特許明細書として仕上げてください。",
    messages=[
        {
            "role": "user",
            "content": [
                {
                    "type": "text",
                    "text": "スマートグリッド、軽量暗号技術を使って センサーネットワークによる電力使用量の効率的取得し、 広域複合センサネットワーク基盤にする。"
                }
            ]
        },

(1)明細書

  • 回答はこちら (読みやすさのため改行はこちらで入れてます。)

{
            "role": "assistant",
            "content": [
                {
                    "type": "text",
                    "text": "
【発明の名称】軽量暗号技術を用いたスマートグリッドのための広域複合センサネットワーク基盤
【技術分野】
本発明は、スマートグリッドにおけるセンサネットワークに関し、特に軽量暗号技術を用いて電力使用量を効率的に取得する広域複合センサネットワーク基盤に関する。

【背景技術】
従来のスマートグリッドでは、電力使用量のデータ収集にセンサネットワークが用いられている。しかし、センサノードの処理能力や通信帯域の制限により、大量のデータを効率的に収集・処理することが困難であった。また、センサネットワークにおけるセキュリティ対策も十分ではなかった。

【発明が解決しようとする課題】
本発明は、軽量暗号技術を用いることで、センサノードの処理負荷を軽減しつつ、セキュアな通信を実現する広域複合センサネットワーク基盤を提供することを目的とする。

【課題を解決するための手段】
本発明の広域複合センサネットワーク基盤は、以下の手段を備える。
・各センサノードは、電力使用量を計測し、軽量暗号化アルゴリズムを用いてデータを暗号化する。
・暗号化されたデータは、効率的なルーティングプロトコルを用いて、ゲートウェイノードに集約される。
・ゲートウェイノードは、複数のセンサネットワークからのデータを復号化し、統合処理を行う。
・統合されたデータは、スマートグリッドの上位システムに送信され、電力の需給バランス制御に活用される。

【発明の効果】
本発明によれば、軽量暗号技術を用いることで、センサノードの処理負荷を軽減しつつ、セキュアなデータ通信を実現できる。また、効率的なルーティングプロトコルにより、大量のデータを低遅延で収集・統合できる。これにより、スマートグリッドにおける電力使用量の効率的な取得と、それに基づく最適な需給バランス制御が可能となる。

【発明を実施するための形態】以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(図面の説明は省略)
図1は、本発明の広域複合センサネットワーク基盤の全体構成を示すブロック図である。\n図2は、センサノードの内部構成を示すブロック図である。."
                }
            ]
        },


  • 実施例を膨らましてもらいます。

        {
            "role": "user",
            "content": [
                {
                    "type": "text",
                    "text": "発明を実施するための形態を書いてください。"
                }
            ]
        },

  • 回答  (読みやすさのため改行はこちらで入れてます。)

{
            "role": "assistant",
            "content": [
                {
                    "type": "text",
                    "text": "
【発明を実施するための形態】
 以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。

図1は、本発明の広域複合センサネットワーク基盤の全体構成を示すブロック図である。本システムは、複数のセンサネットワーク10と、ゲートウェイノード20と、上位システム30から構成される。各センサネットワーク10は、複数のセンサノード11を含み、電力使用量を計測する。

図2は、センサノード11の内部構成を示すブロック図である。センサノード11は、計測部111、暗号化部112、通信部113を備える。計測部111は、電力使用量を計測するためのセンサを含む。暗号化部112は、計測されたデータを軽量暗号化アルゴリズム(例えば、AES-128)を用いて暗号化する。通信部113は、暗号化されたデータをゲートウェイノード20に送信する。

図3は、ゲートウェイノード20の内部構成を示すブロック図である。ゲートウェイノード20は、通信部201、復号化部202、統合処理部203を備える。通信部201は、複数のセンサネットワーク10から暗号化されたデータを受信する。復号化部202は、受信したデータを復号化する。統合処理部203は、復号化されたデータを統合し、上位システム30に送信する。

図4は、センサネットワーク10におけるデータ収集の流れを示すシーケンス図である。各センサノード11は、計測部111で電力使用量を計測し、暗号化部112でデータを暗号化する。暗号化されたデータは、通信部113からゲートウェイノード20に送信される。ゲートウェイノード20は、通信部201で受信したデータを復号化部202で復号化し、統合処理部203で統合処理を行う。

本発明では、センサノード11の暗号化部112に軽量暗号化アルゴリズムを用いることで、処理負荷を軽減している。また、センサネットワーク10内の通信には、低消費電力かつ高効率なルーティングプロトコル(例えば、RPL)を用いることで、大量のデータを低遅延で収集できる。

以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、軽量暗号化アルゴリズムやルーティングプロトコルは、用途に応じて適宜選択できる。また、センサネットワークの構成や、ゲートウェイノードの機能も、必要に応じて変更可能である。"
                }
            ]
        },

(2)図面


  • 図面も作ってとお願いしましたが、図面生成に対応していないとのこと。あきらめてChatGPTにお願いしてみました。これはまだ厳しいですね笑。線図と引き出し線と符合のみで生成するのはかなり難しそうです。


  • 以下、chatGPTにお願いして出てきた図面。図の説明文はClaude3に作ってもらいました。

特許明細書のための図面1~4を、下記の文章から作成してください。
図1: 広域複合センサネットワーク基盤の全体構成 
複数のセンサネットワーク10 
ゲートウェイノード20 
上位システム30 
センサネットワーク10は複数のセンサノード11を含む 



図2: センサノード11の内部構成 
計測部111: 電力使用量を計測するセンサを含む 
暗号化部112: 軽量暗号化アルゴリズムを用いてデータを暗号化 
通信部113: 暗号化されたデータをゲートウェイノード20に送信 



図3: ゲートウェイノード20の内部構成 
通信部201: 複数のセンサネットワーク10から暗号化されたデータを受信 
復号化部202: 受信したデータを復号化 
統合処理部203: 復号化されたデータを統合し、上位システム30に送信 



図4: センサネットワーク10におけるデータ収集のシーケンス 
センサノード11: 電力使用量を計測、データを暗号化、ゲートウェイノード20に送信 
ゲートウェイノード20: 受信したデータを復号化、統合処理を実行




(3)特許請求の範囲(請求項)

  • 請求項1をシステムとして、従属項と方法、装置の請求項作ってもらいましたが、「基盤」になってました。装置としてお願いした請求項5はプログラムになってますね。モノといえばものですが。人がみるともうちょっと言葉を削れる感じです(請求項1の「軽量暗号技術を用いたスマートグリッドのための広域複合」は不要とか、請求項2の書き方は微妙とか)。


        {
            "role": "user",
            "content": [
                {
                    "type": "text",
                    "text": "特許請求の範囲を作成してください。システムの請求項として請求項1を作成し、請求項1に従属する請求項を3個追加してください。請求項1に対応する方法の請求項4と、請求項1に対応する請求項5を作成してください。"
                }
            ]
        },

  • こんな形です。(読みやすさのため改行はこちらで入れてます。)

   {
            "role": "assistant",
            "content": [
                {
                    "type": "text",
                    "text": "
【特許請求の範囲】
【請求項1】
 複数のセンサノードを含むセンサネットワークと、 前記センサネットワークから収集されたデータを処理するゲートウェイノードと、 前記ゲートウェイノードから統合されたデータを受信する上位システムと、を備え、 前記センサノードは、 電力使用量を計測する計測部と、 前記計測部で計測されたデータを軽量暗号化アルゴリズムを用いて暗号化する暗号化部と、 前記暗号化部で暗号化されたデータを前記ゲートウェイノードに送信する通信部と、を有することを特徴とする、 軽量暗号技術を用いたスマートグリッドのための広域複合センサネットワーク基盤。

【請求項2】 前記センサネットワークは、低消費電力かつ高効率なルーティングプロトコルを用いて、前記センサノードから前記ゲートウェイノードにデータを送信することを特徴とする、請求項1に記載の広域複合センサネットワーク基盤。

【請求項3】 前記ゲートウェイノードは、 複数の前記センサネットワークから暗号化されたデータを受信する通信部と、 前記通信部で受信したデータを復号化する復号化部と、 前記復号化部で復号化されたデータを統合処理する統合処理部と、を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の広域複合センサネットワーク基盤。

【請求項4】 複数のセンサノードを含むセンサネットワークを用いて電力使用量を計測する計測ステップと、 前記計測ステップで計測されたデータを軽量暗号化アルゴリズムを用いて暗号化する暗号化ステップと、 前記暗号化ステップで暗号化されたデータをゲートウェイノードに送信する送信ステップと、 前記ゲートウェイノードで、前記送信ステップで送信されたデータを復号化し、統合処理する処理ステップと、 前記処理ステップで統合されたデータを上位システムに送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする、 軽量暗号技術を用いたスマートグリッドのための広域複合センサネットワーク基盤のデータ収集方法。

【請求項5】 複数のセンサノードを含むセンサネットワークと、前記センサネットワークから収集されたデータを処理するゲートウェイノードと、前記ゲートウェイノードから統合されたデータを受信する上位システムと、を備えるコンピュータシステムに、 前記センサノードに、電力使用量を計測させ、 前記センサノードに、計測されたデータを軽量暗号化アルゴリズムを用いて暗号化させ、 前記センサノードに、暗号化されたデータを前記ゲートウェイノードに送信させ、 前記ゲートウェイノードに、前記センサノードから受信したデータを復号化し、統合処理させ、 前記ゲートウェイノードに、統合されたデータを前記上位システムに送信させる、 ことを特徴とするプログラム。

"
                }
            ]
        }


  • 確かにGPT-3.5(当時)よりも文章がよくて、作成補助の機能として結構夢がありました。「この書き方をまねて」や「○○の説明を追加していって」など依頼を細かく制御していけば、より使いやすくなると思うので、試していこうと思います。図面はちょっとやばいですが、前回のパンケーキよりはいい感じでした。笑







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